小沢幹事長の政治団体から 多額の講演料もらうマスコミ人たち(J-CASTニュース)
テレビでコメンテーターとして活躍するマスコミ人や評論家らが、民主党・小沢幹事長の政治団体から高額の講演料を受け取っていたことが論議になっている。顔ぶれを見ると、小沢氏擁護の論調を展開する人が多いとみられるため、「マスコミ対策」といったうがった見方まで出ているほどだ。
小沢一郎幹事長の政治団体が出していた講演謝礼は、すでに政治資金収支報告書に載っている。それがにわかに注目を集めたのは、Q&Aサイト「ヤフー知恵袋」に2010年2月1日投稿された質問がきっかけだった。
■大谷昭宏さん事務所、山口二郎北大教授らの名が続々
「テレビに出てる政治評論家の連中が小沢擁護ばっかりな理由が判明しました」。知恵袋の質問では、こんなタイトルを挙げて、政治団体の「小沢一郎政経研究会」「改革国民会議」が収支報告書に載せた謝礼の内訳を紹介している。
政経研究会では、政治資金パーティーでの講演として、所属事務所名のほか、6人の識者を挙げた。事務所は、司会者の小倉智昭さん、桜美林大副学長の諸星裕さん、作家の室井佑月さんが所属するオーケープロダクションで、08年4月23日に52万5000円の謝礼受け取りがあった。
また、コラムニストの勝谷誠彦さん、政治評論家の森田実さん、漫画家の倉田真由美さんがそれぞれ50万円、インサイダー編集長の高野孟さん、ジャーナリストの二木啓孝さんと末延吉正さんがそれぞれ30万円を受け取っている。挙げられたのは、収支報告書が総務省サイトで閲覧できる06年から08年までの分だ。
さらに、「改革国民会議」では、森田実さんの森田総合研究所、ジャーナリストの大谷昭宏さんの事務所や、北大教授の山口二郎さん、多摩大学長の寺島実郎さん、ジャーナリストの嶌信彦さん、前出の末延吉正さんと勝谷誠彦さんがそれぞれ50万円を受け取っている。
知恵袋の投稿者は、小沢氏側が仕掛けているとみているのか、「マスコミ対策は万全って訳ですね?」と問いかけている。
■「民主寄りということはありません」
この話題は、2ちゃんねるなどでも取り上げられ、小沢一郎氏擁護との関連について議論になっている。
「うわーおもいっきりマスゴミで発言権ある連中じゃん」「仕事くれる奴を批判できねえだろ」「やっぱテレビは信じられんな」と、批判の書き込みは多い。もっとも、講演者紹介サイトで、勝谷誠彦さんの講演料は最低ランクが「53万円まで」となっていることなどから、「なんだ講演料としてはどれも常識の範囲内じゃん」「むしろ50万なら安いんじゃねーの」といった声もある。
この騒ぎで、民主党本部からも講演料を受け取っている識者もネット上でクローズアップされている。
勝谷さんの所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーでは、小沢氏側が招いた講演について、「呼ばれてスケジュールや条件が合えば、どこでもやります。日本のためにということで、民主寄りということはありません」と説明する。
マスコミ関係者によると、民主党にせよ自民党にせよ、議員や後援団体がメディア関係者に講演を頼み、かなりの金額を支払うことは珍しくない。取材対象者との距離の取り方が問われることになりそうだ。
■関連記事
小沢氏4億円不記載 朝日、毎日、共同など「不起訴方針」報じる : 2010/02/03
ブログやツイッター「検察に批判的」 ジャーナリストがいうのは本当か : 2010/01/19
朝日社説「小沢氏に進退を問う」 石川議員逮捕に新聞各紙厳しい論調 : 2010/01/16
僕は裏切ってませんから! 貴乃花当選で走る動揺 : 2010/02/02
マクドナルド「テキサスバーガー」 売れすぎて「数量限定」に! : 2010/01/19
・ がら~ん 関空にゴーストカウンター 減便響き閉鎖相次ぐ(産経新聞)
・ 要介護認定のバラツキ是正「一定程度達成」-日医(医療介護CBニュース)
・ 松沢知事の著作に削除命令=著作権侵害認める-東京地裁(時事通信)
・ <薬害C型肝炎>新潟の50代女性 給付金の対象に(毎日新聞)
・ ごみ収集で市幹部ら不正、無許可業者に便宜 大阪・松原(産経新聞)
小沢一郎幹事長の政治団体が出していた講演謝礼は、すでに政治資金収支報告書に載っている。それがにわかに注目を集めたのは、Q&Aサイト「ヤフー知恵袋」に2010年2月1日投稿された質問がきっかけだった。
■大谷昭宏さん事務所、山口二郎北大教授らの名が続々
「テレビに出てる政治評論家の連中が小沢擁護ばっかりな理由が判明しました」。知恵袋の質問では、こんなタイトルを挙げて、政治団体の「小沢一郎政経研究会」「改革国民会議」が収支報告書に載せた謝礼の内訳を紹介している。
政経研究会では、政治資金パーティーでの講演として、所属事務所名のほか、6人の識者を挙げた。事務所は、司会者の小倉智昭さん、桜美林大副学長の諸星裕さん、作家の室井佑月さんが所属するオーケープロダクションで、08年4月23日に52万5000円の謝礼受け取りがあった。
また、コラムニストの勝谷誠彦さん、政治評論家の森田実さん、漫画家の倉田真由美さんがそれぞれ50万円、インサイダー編集長の高野孟さん、ジャーナリストの二木啓孝さんと末延吉正さんがそれぞれ30万円を受け取っている。挙げられたのは、収支報告書が総務省サイトで閲覧できる06年から08年までの分だ。
さらに、「改革国民会議」では、森田実さんの森田総合研究所、ジャーナリストの大谷昭宏さんの事務所や、北大教授の山口二郎さん、多摩大学長の寺島実郎さん、ジャーナリストの嶌信彦さん、前出の末延吉正さんと勝谷誠彦さんがそれぞれ50万円を受け取っている。
知恵袋の投稿者は、小沢氏側が仕掛けているとみているのか、「マスコミ対策は万全って訳ですね?」と問いかけている。
■「民主寄りということはありません」
この話題は、2ちゃんねるなどでも取り上げられ、小沢一郎氏擁護との関連について議論になっている。
「うわーおもいっきりマスゴミで発言権ある連中じゃん」「仕事くれる奴を批判できねえだろ」「やっぱテレビは信じられんな」と、批判の書き込みは多い。もっとも、講演者紹介サイトで、勝谷誠彦さんの講演料は最低ランクが「53万円まで」となっていることなどから、「なんだ講演料としてはどれも常識の範囲内じゃん」「むしろ50万なら安いんじゃねーの」といった声もある。
この騒ぎで、民主党本部からも講演料を受け取っている識者もネット上でクローズアップされている。
勝谷さんの所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーでは、小沢氏側が招いた講演について、「呼ばれてスケジュールや条件が合えば、どこでもやります。日本のためにということで、民主寄りということはありません」と説明する。
マスコミ関係者によると、民主党にせよ自民党にせよ、議員や後援団体がメディア関係者に講演を頼み、かなりの金額を支払うことは珍しくない。取材対象者との距離の取り方が問われることになりそうだ。
■関連記事
小沢氏4億円不記載 朝日、毎日、共同など「不起訴方針」報じる : 2010/02/03
ブログやツイッター「検察に批判的」 ジャーナリストがいうのは本当か : 2010/01/19
朝日社説「小沢氏に進退を問う」 石川議員逮捕に新聞各紙厳しい論調 : 2010/01/16
僕は裏切ってませんから! 貴乃花当選で走る動揺 : 2010/02/02
マクドナルド「テキサスバーガー」 売れすぎて「数量限定」に! : 2010/01/19
・ がら~ん 関空にゴーストカウンター 減便響き閉鎖相次ぐ(産経新聞)
・ 要介護認定のバラツキ是正「一定程度達成」-日医(医療介護CBニュース)
・ 松沢知事の著作に削除命令=著作権侵害認める-東京地裁(時事通信)
・ <薬害C型肝炎>新潟の50代女性 給付金の対象に(毎日新聞)
・ ごみ収集で市幹部ら不正、無許可業者に便宜 大阪・松原(産経新聞)
スポンサーサイト